富士山、世界遺産へ？

ご存知の方も多いと思いますが、富士山を含む富士五湖が世界遺産に登録・・・という動きがあったようです。

すみません、『山のトイレ事情』の続きを書く前に、こちらを先に書きます。

まずはこちらの記事をお読み下さい。
記事によると、あの富士山と富士五湖を世界遺産に登録しようという動きがあったようですが、地元の観光業者による猛反対を食らい、富士五湖は選定からもれたようです。富士山もまだですが。

世界遺産にも色々と問題があるようですが、これ、個人的にはガッカリでした。
以前この日記でも書きましたが、富士五湖の観光は最低です。多くの観光客が訪れる場所なので遊歩道の設置など、整備はそれなりに進んできました。
しかし残念なことに整備され綺麗になっても、観光に携わる人の質までは向上しませんでした。
スレ切った業者を目の当たりにする度にガッカリします、本当に。良い人もいることはいるのですが、悪い人のほうが圧倒的に多いです。

こういうものに目をつぶれる人は気にならないと思うのですが、暮らしに困らないくらいの収入が放っておいても入ってくることで、観光業者は生意気になっています。
私、特に商売人ってのは生意気になっちゃいかんと思うのです。販売を仕事としていたとき、それだけは気をつけていましたし。

富士山と富士五湖が世界遺産に登録されたら、食うのに困ると思います。
そうなれば工夫して生活していかなければならないでしょう。お客からお金を頂くということがどれだけ有難いかということを再度実感して頂きたい。
だから戒めの意味でも登録されることに期待していました。

富士山はゴミの投棄や、し尿の問題で世界遺産の選定からもれた過去があるようですが、その富士山のトイレ事情も大きく変わったようですから、これは登録を狙ったのでしょう。
登録されれば、ゴミの問題もある程度は解決されるでしょうが、モラルを変えることが強制力でしかできないのだとしたら残念ですね。