ウォーターレタス

淀川でウォーターレタスが大繁殖しているそうです。

「山のトイレ事情」の続きですが、書いていたら何だかまとまりが無くなってきたので、またの機会に・・・ということにしました。すみません。

さて、淀川では取っても取ってもキリが無いくらいウォーターレタスという水草が大繁殖しているとか。
これは今に始まったことではなく、何年か前からのようですし、淀川だけに限ったことでもないようです。

ウォーターレタスとは和名「ボタンウキクサ」と言い、見た目がレタスに似た浮草です。熱帯魚店などで売っていましたが、今年、特定外来種に指定され販売が中止となりました。
私も以前買ったことがあり、小さなものが1つ80円程度。とても小さかったのですがあっという間に大きくなり、水槽内を照らすライトの妨げになったので燃えるゴミに捨ててしまいました。

淀川でのウォーターレタスは半端ではない繁殖力で増え続けており駆除が追い付かない状況ですが、水面を覆いつくしていることから、その部分は日の光が水中に届かず、生態系に何らかの影響を及ぼしていることでしょう。
そして同じく特定外来種のヌートリアがウォーターレタス群を棲家としています。

ウォーターレタスは観賞用ですが、ヌートリアは軍事目的で国が輸入したものです。
そのヌートリアがウォーターレタスでぬくぬくと一休み・・・何とも皮肉な話ですね。水草も生物にも何の罪もないのに、増えたら駆除・・・。いやな話です。