■竿/2.4m
■糸/0.8号
■オモリ/ガン玉5B
■ウキ/唐辛子、玉ウキ
■連結/ハリス止め
■ハリ/袖4号
■餌/キジ、桜海老
ずっと気になっていた多摩川の『海老取川』へ釣行です。
この日の目標は『のんびり、釣り』ということでした。
始発で向かい途中駅で特急に乗り換えると到着が早かったのですが、ここで急ぐと気持ちも焦るので普通電車でゆ~っくりと向かいます。そしてケイタイで好きな音楽を聴きながらという最高の贅沢スタイル。
天空橋駅に到着し、いざ海老取川!
視察しておいたけれど竿を出すのは初めての場所・・・良い緊張を感じます。お盆中とはいえ平日の早朝、画像の船溜まりには釣り人の姿は皆無です。
時折小雨がパラつくので天空橋下に陣取り実釣。
水中の様子を見ることができましたが、よく見ると何だか人工的な水底で味気がない。そして汚れています。
近くの看板には『以前毒物を流した者がいる』なんて書いてあってデンジャラス・・・。
そんな心配をよそに、竿を出すとすぐにウキがスー!と消し込み、軽く上げると釣れました!ハゼちゃん!どの釣りでも同じなのですが、朝イチですぐ釣れると安心して色んな考え方ができるので、この1匹は大きいです。心にゆとりができます。
・・・と喜んだのも束の間、後が続きません。これもよくあるパターンなんですけど。
その後、またアタリがあり何とか3匹GET。いずれもサイズは大きくありませんが、元気なハゼです。その頃、年配の釣り師が現れてお話をお聞きしたのですが、今年の多摩川はどこもハゼが不調らしく・・・
「昨日も1時間に3匹、他の人も坊主が多かったな」
とのコトでした。う~ん、厳しそう。
水中を除くとビニールシートが沈んでいるのが分かりました。そのシートが捨てられたのは故意なのか偶然なのか分かりませんが、皮肉なことにそのシートの下が生物の隠れ家となっています。
アタリが遠のいたので桜海老に交換し投入したところ、シートの隙間から黒い物体がスーっと出てきました。
テナガです。
桜海老にガバっと抱き付いたのは良いのですが、モソモソモソ・・・と超マイペースで食べています。結構良いサイズでしたが袖4号のハリには乗らず、竿を上げると呆気なくバンザイのポーズで「さようなら~」
その後もテナガのアタリが連発しましたが乗らず・・・でも海老取川でテナガの姿を確認できたのは収穫です。来年こそは狙おうかな。
そしてまた別のご老人釣り師が登場。
色々とお話をして、関係のないお孫さんのお話にまで飛躍し(笑)楽しいひと時を過ごせました。
水中にハゼはいるのです。大小たくさん。
でも食わない。
そんな状況でしたがサイトで1匹ようやく追加し、計4匹。移動を決めます・・・・と、ここでまたまた別の釣り師登場。「雨が降るので仲間に入れてください」とお隣へ。こういう丁寧な釣り師に遭遇すると安心します。どうぞどうぞ、お隣へ~。
でも私は撤収を決めていたので、少しお話をして移動しました。
とりあえず海老取川と多摩川の合流点に出ようと、適当に歩きます。
途中に良さそうな良いポイントがあったのですが、フェンスを乗り越えないといけない恐らく立ち入り禁止の場所だったのでスルー。合流点も先行者がおり、子供も多かったのでスルー。
「六郷水門へ行こうかな・・・」
歩けばどうにかなる、というのが私の考えなのでテクテクテクテクと歩いて水門へ向かうことに決めました。
予想距離5キロ以内。到着時間45分。
そして45分後、見事に到着しました~素敵な読みです。いや~どうにかなるものですね。一度に20キロ程度は歩ける私にとってラクチンな距離でした。
でも水門に到着してゲンナリ・・・・。
お気に入りのポイントが濁りが入っている上に連日の雨でゴミが溜まり、そして鵜が泳ぎまくって小魚を捕食しまくっています(笑)
どうかな~・・・。
幸いなことに他の釣り師が1名だけという、水門では珍しい貸しきり状態。ま、平日だからかな。
仕掛けを投入してすぐにアタリがあり、ちょっと大きめのサイズを追加!
な~んだいけるじゃないか!と思ったのも束の間。また沈黙です。何か良くないパターン・・・。小さなアタリはあるのですが、袖4号に乗らないサイズのアタリばかり。
水門でもお散歩中の方と少しお話をして、それで流れが変わったのかすぐに1匹追加できました。気分転換は大事です。
セイゴが執拗にハゼを追い掛け回して水面を跳ねて逃げる姿が印象的でした。しっかりと食われていましたが。
と、そんな様子を見ていたところでタイムリミット。
何を勘違いしたか8匹は釣ったと思っていたら6匹でした~。どこで勘定が狂ったのかな・・・。
水門でもテナガのアタリが結構ありました。地味にですが、さすが多摩川。まだ頑張ればテナガいけますね。
以下、ハゼ動画です。
5時間程度の釣行でしたが、釣果はともかく、自分の時間をのんびりと過ごせて楽しかったです。
そして今回は何名かの方とお話をしたのですが、それが楽しかったですね。ベテランの方を尊重するというのは当たり前ではありますが、それでも世代を関係なく楽しめる釣りは最高です。
ベテランといっても地元の子供だったりしますからね。