こんなニュースがありました。詳しいことは分からないのですが、ミドリガメはサルモネラ菌を持っているとのこと。
水中の生物はたいてい持っている菌らしいですが、不衛生な環境で飼えば、当然サルモネラ菌が大繁殖します。
ずーっと以前にミドリガメの飼育ブームが起こり、たくさんの人が飼い始めました。
しかし『ミドリガメには毒がある』という曲がった情報が流れ、多くのミドリガメが捨てられ、その結果、全国の河川湖沼でミドリガメが現在でも繁殖を続け、たくさん見ることができるようになってしまったのです。
もちろんそれだけが原因ではないと思いますが。
問題はミドリガメにあるのではなく、飼育の正しい知識でしょう。
小さな生物でも、人にとっては脅威となるものがあるのです。それを小さいから大丈夫、かわいいから大丈夫とするのは安易すぎます。
今回の件では『飼育は控えるべき』との声が挙がっているみたいですが、なぜ正しい知識を子供に教えようとしないのか、逃げ腰の大人の姿が情けないです。そんなことを言ったら、なんでも危険なものになってしまいます・・・。
また全国で捨てる人が増えるのではないでしょうか。